上の図は、防波堤を上から見た図で、オレンジの部分がポイントです。 海には潮流があり、

流れが当たる場所を潮表、その逆を潮裏と言います。 潮表はあたらしい海水が供給されるため、

一般的に魚が活発に動くと言われています。(流れが速かったり強かったりしすぎると魚は付きません。)

また、防波堤などの障害物に当たった潮は、跳ね返ったり渦を巻いたりしていろいろに変化します。 潮
はどこにいるのでしょう。 まず、魚は生きていくためにエサを見つける必要があるので、エサの

豊富な場所というのが第1条件です。 それでは、潮流と魚のいる場所の関係について図で説明していきます。
潮目の他にもエサの豊富な場所があります。 防波堤そのものに貝や海草が付いている場所、テトラポット、

防波堤の捨石(土台)、沈み根、かけあがり(一段浅くなっている場所)なども1級のポイントと言えるでしょう。

また、照明で照らされている場所には小魚が集まり、それをねらってメバルやスズキなどのフィッシュイーター系の

魚が集まる場所もあります。 地磯や沖磯など岩礁帯の場合でも同じことが言えますが、やはり、エサが豊富に

あるということや、魚の隠れ家になるような場所があるということが重要になってきます。 いくら釣りの上手な人でも、

魚のいない場所では釣れません。言い換えれば、釣りの上手な人はポイントを見極める目があるということです。

何度も釣行して、ポイントを見つける目を養うことが、安定して釣果をあげるための方法になると思いす。
魚のいる場所
潮目以外の場所
と潮のあたる部分には流れのヨレができ、潮目ができます。潮目には小魚のエサになる
プランクトンが溜まり、魚が多いと言われています。
潮 目